悪魔のささやき|容器選択と優先順位の設定ミスが多い件
化粧品のイメージは採用容器でほぼ決まる(の罠)
化粧品容器。それは消費者の目に触れる大事な部分。
採用容器によって外観が大きく変化し、それを色づけしたり、テキストのデザインを入れ込んだりとしていくうちに、あなたの理想的な化粧品イメージに近づいていきます。
しかし!
どこまで外観イメージのこだわりをもったとしても、
・消費者の方に使い続けていただけるものであること
・継続的に商品を販売維持できるものであること
以上の2点がそれ以上に重要です。
そして、「継続的に商品を販売維持」させるためには、事業としてのキャッシュフローを安定的な状態に維持していく必要があります。
その前提を担保するためにも、初期投資は出来る限り抑えたいものです。
現在オリジナル化粧品を展開しようと考えている方で、これが初めての試みであるならばなおさらです。
きっとあなたが想定されている以上にキャッシュの流出は大きいものとなります。
ただ、これは怖いリスクではありません。
目に見える問題であること。かつあなた自身でコントロールができるもののため、これらのリスクは回避することができます。
化粧品立上げ期の一番のコスト懸念は、
「人件費」と「材料費(原価)」
の2つだけです。
とってもシンプルです。
計画を立てて無駄遣いしなければ、まったく怖いものはありません。
でもなぜ、そんなシンプルなことなのに、失敗する人がいるのでしょうか?
それは人に「欲望」があるからです。
・イケてるものを作りたい(私のつくるものはかっこいいものでないといけない)
・デザインがイケてるものでないと売れない
という「思い込み」が悪魔のささやきとなってあなたに語りかけます。
ゆえに、コストは抑えたいという願望はあるけれど、それを上回ってイケてる容器の選択を優先的にしてしまう。
もちろん、そういった容器は価格が高かったり、ロットの最小ロットが多かったりするため、足かせとなり、事業運営に支障をきたすことになります。
イケてる容器を選んではいけないというわけではありませんが、それを選択したからといって「売れる確率」が上るわけではない。ということです。
そのため、資金的に余裕があって多少焼けどをしても気にしないのか、失敗は可能な限り避けて、堅実に攻めたいかによって、容器選択の優先順位を前後させるとよいかもしれません。
もし、失敗は避けていきたい。小ロットで堅実に!
というご希望があるとしたら、ぜひ「化粧品OEMマッチング事務局」にご相談ください。
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