一番最初はいくら持っていたら化粧品販売ビジネスって始められるの?
いざ、事業をスタートしていこう!
と考えた場合、実際に必要なお金はいくらくらい持っておけばよいのでしょうか?
商品代、広告代、人件費やら、いろいろと事業運営にはお金が必要です。
だからといって、完璧に準備しよう。
「万が一の保険を聞かせるために多めに資金は持っておいた方がよいから、もっと貯金を貯めておこう。」
なんて考えていたら、おそらくいつまでたってもアクションが起こせません。
「やったことがある人」と「やったことがない人」の間には大きな壁が存在していて、やはり実際に実行したことがある人の経験から得るものは、とてつもなく大きな価値があります。
大事なことは、立ち直れないほどの大けがをしないよう、計画的に価値ある失敗を積み上げることができるかどうか。というところではないでしょうか。
とあるEC通販事業さんや製造会社さん、広告運用会社さんはよくこんな風にお話をされます。
「通販事業で成功するためには、年間で約2,000万円ほど必要です。」
「利益が出る状態になるまでには、少なくとも2年間程度かかってきます。」
うそ!1年間で2,000万円!!
しかも2年間も!
そんな資金体力ありません!
自分にはできない。。
一般的な業界平均からするとざっくりこんな感触です。
どうでしょうか?あなたは成功できる具体的なイメージが持てますか?
業界の方々の一般的な概念通りに進めたら失敗する
数ある化粧品事業が立ち上がっては消えていきます。
しかしながら、それを支える製造会社さんや広告運用代行さんのような会社はそうそう消えません。逆に今とても潤っています。
あなたが化粧品事業に失敗したとしても、彼らは当たり前ですが責任を取りません。金の切れ目は縁の切れ目とばかりに、スーっとフェイドアウトしていきます。もちろんその後のフォローなどは一切ありません。
つまり、あなたは自分で考え、自分自身で責任のある意思決定をしていく必要が求められているということです。
そして、それを怠ると彼らにあなたの大事なお金だけ吸い取られてしまうという事態に。
これから、さまざまな業界のプレーヤーが「あなたに協力させてください!」と近づいてくるので、ご注意ください。悪い人達ではありませんが、責任についてコミットいただける方は皆無です。しっかりあなた自身の両足で立って歩いていきましょう。
最初はいくらいるの?
さて、本題です。
化粧品販売ビジネスを始める場合、最初の手元資金はいくらあればよいのでしょうか?
結論を感覚的にお伝えするとこんな感じでしょうか。
※最小の手元資金の例としての参考値です
※費用のかかる広告などは打たず、人力でスロースタートしていく場合の想定です
1、オリジナル化粧品を作って販売していくことを想定
300万円 / 6カ月
※内訳:商品原価(中身代、容器代、デザイン代)、サーバー代、ドメイン代、HP制作代、運送費
※家賃は含まれません。お金を生まない固定費は可能な限り削りましょう。法人登記ができるシェアオフィスなどよいのではないでしょうか。
※人件費は含まれません。基本的には安定した利益が出る状態までは出来る限り人材採用は控えましょう。
※やり方によってはこれで1年間維持させることも可能です。
2、既存商品を仕入れて販売することを想定
150万円 / 6カ月
商品を仕入れて販売すると、製造ロットにかかる費用負担がなくなるため、準備資金が少なくて済みます。HP制作などもほぼ無料で作れてしまうため、運転コストは結構抑えられますね。
対して、オリジナル化粧品を作る場合も、広告などを打たなければ300万円で半年は余裕で持たせることができるでしょう。
お金がかかるのは商品原価と人件費の2つだけ
立上げ初期にお金がかかるのはこの2つだけです。
人件費もあなたがまずは一人でなんとかやりくりすれば、余計にはかかりません。
そのため、まずは単品通販としてシンプルに事業立ち上げを行っていくことで、作るべき商品数も抑えられ、かなり軽い投資で済むでしょう。
もし、事業を大きくさせていきたい!
そう思ったら、第二ステップは広告投資です。
やはり化粧品ビジネスを大きくしていくには、プロモーションを行うしかありません。
これもお金を出して純粋な広告を行うやり方もありますが、出来る限り費用を抑えて、ユニークなプロモーションを打つことで、投資対効果の高い広報活動を行うことも可能です。
ここはあなたの知恵の出しどころ。一番楽しいところです。
さまざまな情報をリサーチして、企画を立ててみましょう!
化粧品ビジネスって魅力的なの?
とても魅力的なビジネスだと思います。
リピートビジネスなので、一度気に入っていただけると継続的にご使用いただけるため、利益が安定してきます。
1案件で終了するビジネスは、常に新規営業をフル回転させていかなければいけませんが、化粧品ビジネスにはそこまでの負担はありません。
お客様の満足は何か?と突き詰め、価値ある仕事にできるのではないでしょうか。
飛行機のように、テイクオフフェーズが大変なビジネスモデル。
その部分については、いろいろテクニックがいるかもしれません。
焦らずにじっくりあなたのスキルを高めていきましょう!
ご不明点や商品開発のご相談は、化粧品OEMビジネスマッチング事務局までご相談ください。
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